Java標準の外観の場合:
これは YKLook の最も小さなプログラムです。
「最小プログラム」と表示します。
以下はそのプログラム例です。
#!/usr/bin/ruby -Ks
require 'yklook/swing'
class MinimumProgram < YKLookMain
def yki_make_display()
yk_add( YKLookLabel.new('最小プログラム') )
end
end
YKLookMain.yk_mainloop( MinimumProgram.new() )
このプログラムは、実質的には5行目と8行目の2行だけで動いています。
この2行を除いた残りの部分は、
「外部のクラスを扱う Ruby プログラムであれば最低限必要な構造物」
であり YKLook に限らず一般的なものです。
つまり、たった2行だけで、Webアプリとしてもスタンドアロンでも動くGUIプログラムを作ることができたとも言えます。
しかも、このプログラムはOSが変わっても同じように動き、ブラウザにも依存しません。
各行の概要は以下のとおりです。
1行目の #!
で始まる行は、YKLook に限らず Ruby 等のスクリプト言語であれば一般的なものです。
2行目の require
は、YKLook に限らず Ruby で外部のライブラリを使うなら必要です。
3行目の class
と7行目の end
は、YKLook に限らず Ruby でクラス定義をするなら必要です。
4行目の def
と6行目の end
は、YKLook に限らず Ruby でメソッド定義をするなら必要です。
5行目で「最小プログラム」というラベルを作り、ウインドウ内に追加します。
8行目で YKLook のメインループを実行します。
プログラムソースのダウンロードには以下をご利用ください。
mini.tar.Z (tar + compress)
mini.tar.gz (tar + gzip)