YKLook説明書 クラス解説 YKLookColor 機能別   ABC
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YKLookColor


色オブジェクトです。




クラスメソッド:   new   new   new   new   new   new   new   new   new   yk_find_objects   yk_find_objects_frame   yk_look   yk_look_frame
インスタンスメソッド: なし
その他の項目: なし


 Object (Ruby 組み込みのクラス。すべてのオブジェクトのスーパークラス)
   ┃
   ┗ YKLookSwingBase (YKLook のすべてのGUIオブジェクトの共通クラス)
      ┃
      ┗ YKLookColor (このクラス)


呼び出し形式[概要]
new( color )

インスタンスを生成します。
引数で色を指定します。
下記8とおりの方法があります。
(1) 文字列で色名を指定する( Java 形式)
(2) 文字列で色名を指定する( HTML 形式)
(3) 文字列でRGBの色値を指定する( HTML 形式 16 進数)
(4) 整数でRGBの色値を指定する( 16 進数)
(5) 整数の配列でRGBの色値とアルファ値を指定する
(6) 実数の配列でRGBの色値とアルファ値を指定する
(7) すでに生成済みの YKLookColor オブジェクトを指定する
(8) すでに生成済みの YKLookColor オブジェクトに似た色を指定する
以下、順に説明します。




呼び出し形式[1]  
new( java_name )

文字列で色名を指定する( Java 形式)。

Java で定義されている 13 個の標準色を指定するには、以下の文字列を指定してください。
英字の大文字小文字はどちらでも受け付けます。
指定 目安
'white'
'lightGray'
'lightGrey'
薄い灰色
'gray'
'grey'
灰色
'darkGray'
'darkGrey'
濃い灰色
'black'
'red'
'pink' 桃色
'orange' 橙色
'yellow' 黄色
'green'
'magenta' 赤紫
'cyan' 水色
'blue'

col = YKLookColor.new( 'red' )




呼び出し形式[2]  
new( html_name )

文字列で色名を指定する( HTML 形式)。

HTML 標準カラーネームで指定するには、 'html' を前置した以下の文字列を指定してください。
英字の大文字小文字はどちらでも受け付けます。
指定 目安
'htmlAqua' 水色
'htmlBlack'
'htmlBlue'
'htmlFuchsia' 赤紫
'htmlGray'
'htmlGrey'
灰色
'htmlGreen'
'htmlLime' 明るい緑
'htmlMaroon' 栗色、えび茶色
'htmlNavy' 暗い青
'htmlOlive' オリーブ色、薄緑色
'htmlPurple'
'htmlRed'
'htmlSilver' 銀白色
'htmlTeal' 青緑
'htmlYellow' 黄色
'htmlWhite'

col = YKLookColor.new( 'htmlAqua' )




呼び出し形式[3]  
new( html_rgb )

文字列でRGBの色値を指定する( 16 進数 HTML 形式)。

RGBの各色をそれぞれ2桁の 16 進数で表し、それをひとつの文字列にまとめて '#' を前置した文字列を指定してください。
16 進数内の a から f までの英字の大文字小文字はどちらでも受け付けます。
# R(ff)G(00)B(88)のとき、'#ff0088'
col = YKLookColor.new( '#ff0088' )




呼び出し形式[4]  
new( integer_rgb )

整数でRGBの色値を指定する( 16 進数)。

RGBの各色をそれぞれ2桁の 16 進数で表してください。
# R(ff)G(00)B(88)のとき、0xff0088
col = YKLookColor.new( 0xff0088 )




呼び出し形式[5]  
new( [ integer_red , integer_green , integer_blue , integer_alpha ] )

整数の配列でRGBの色値とアルファ値を指定する。

RGBの各色とアルファ値を要素とする、4個の整数の配列で表してください。
指定可能な数値の範囲は、いずれも 0 から 255 までです。
col = YKLookColor.new( [0xff, 0, 0x88, 255] )
アルファ値が 255 16 進数では 0xff )のときは省略できます。
col = YKLookColor.new( [0xff, 0, 0x88] )

呼び出し形式 [1] から [4] までの方法で色を指定したときのアルファ値は、この [5] の方法で言うと 255 16 進数では 0xff )になります。




呼び出し形式[6]  
new( [ float_red , float_green , float_blue , float_alpha ] )

実数の配列でRGBの色値とアルファ値を指定する。

RGBの各色とアルファ値を要素とする、4個の実数の配列で表してください。
指定可能な数値の範囲は、いずれも 0.0 から 1.0 までです。
col = YKLookColor.new( [1.0, 0.0, 0.5, 1.0] )
アルファ値が 1.0 のときは省略できます。
col = YKLookColor.new( [1.0, 0.0, 0.5] )

呼び出し形式 [1] から [4] までの方法で色を指定したときのアルファ値は、この [6] の方法で言うと 1.0 になります。




呼び出し形式[7]  
new( same_color )

すでに生成済みの YKLookColor オブジェクトを指定する。

単にそのオブジェクトを引数にしてください。

col1 = YKLookColor.new( 'red' )
col2 = YKLookColor.new( col1 )




呼び出し形式[8]  
new( [ color , d_or_b , depth ] )

すでに生成済みの YKLookColor オブジェクトに似た色を指定する。

以下に説明するような3個の要素を持つ配列で表してください。
上の 'darker' 'brighter' は、大文字小文字のどちらでも受け付けますし、先頭の1文字だけ指定すれば十分です。
col1 = YKLookColor.new( 'grey' )
col2 = YKLookColor.new( [ col1, 'd', 3 ] )
この例の col2 は、 col1 の色よりも少し暗い色を表します。
'd' 'b' にすると、 col1 の色よりも少し明るい色を表します。
数字が大きいほど、色の変化の度合いが大きくなります。
0 以下の数字を指定すると、 col1 と同じ色のままになります。




yk_find_objects()  
yk_find_objects( tagname )
yk_find_objects( tagname , tagno )

YKLookSwingBase.yk_find_objects の説明をご覧ください。




yk_find_objects_frame( frame )  
yk_find_objects_frame( frame , tagname )
yk_find_objects_frame( frame , tagname , tagno )

YKLookSwingBase.yk_find_objects_frame の説明をご覧ください。




yk_look( tagname )  
yk_look( tagname , tagno )

YKLookSwingBase.yk_look の説明をご覧ください。




yk_look_frame( frame , tagname )  
yk_look_frame( frame , tagname , tagno )

YKLookSwingBase.yk_look_frame の説明をご覧ください。



なし



なし



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