YKLookPanelFlow

パネルオブジェクトです。
ＧＵＩオブジェクトの表示部品や操作部品を並べて置くための台紙として使います。
この YKLookPanelFlow クラスは、ほかにも数種類あるパネルクラスの中で最も簡単なパネルです。
このパネルに部品を追加した順番に左から右へ、上から下へ配置していきます。

　Object （Ruby 組み込みのクラス。すべてのオブジェクトのスーパークラス）
　　　┃
　　　┗ YKLookSwingBase （YKLook のすべてのＧＵＩオブジェクトの共通クラス）
　　　　　　┃
　　　　　　┗ YKLookCompoent （YKLook のＧＵＩ表示部品の共通クラス）
　　　　　　　　　┃
　　　　　　　　　┗ YKLookPanelFlow （このクラス）

インスタンスを生成します。
引数の align はＧＵＩ部品の整列方法を指定します。
下記３個の文字列の中から指定します。

指定	意味
'left'	なるべく左側に並べる
'right'	なるべく右側に並べる
'center'	なるべく中央に並べる

英字の大文字小文字のどちらでも受け付けます。
align の省略時のデフォルトは 'center' になります。

引数の gap はＧＵＩ部品間の隙間を指定します。
２個の整数を要素に持つ配列で指定します。
最初の要素が横（左右・水平方向）の隙間です。
次の要素が縦（上下・垂直方向）の隙間です。
どちらの整数も、単位はピクセルです。
gap の省略時のデフォルトは、それぞれのＯＳの外観に合わせた適切な値に設定されます。

例１	pan = YKLookPanelFlow.new()
例２	pan = YKLookPanelFlow.new( 'left' )
例３	pan = YKLookPanelFlow.new( 'left', [5,5] )

YKLookSwingBase.yk_find_objects の説明をご覧ください。

YKLookSwingBase.yk_find_objects_frame の説明をご覧ください。

YKLookSwingBase.yk_look の説明をご覧ください。

YKLookSwingBase.yk_look_frame の説明をご覧ください。

引数で指定されたＧＵＩ部品をパネルに追加します。
すでに追加している部品の右側に並べて置きます。
もしも部品を置くだけの横幅が足りないときは、現在の横並びの段の下の段に置きます。
このパネルは、ＧＵＩ部品の元の大きさをなるべく変更しないように配置します。

例	btn = YKLookButton.new( 'button' ) pan = YKLookPanelFlow.new() pan.yk_add( btn )

このメソッドで追加できるＧＵＩ部品は、ラベルやボタンやパネル類も含め、 YKLookComponent クラスから派生しているすべてのクラスのオブジェクトです。

ボーダー（枠）を指定します。
説明は、 YKLookComponent#yk_set_border() をご覧ください。

なし