YKLook説明書 クラス解説 YKLookTextArea 機能別   ABC
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YKLookTextArea


複数の行の文字列を入力・表示できるテキスト領域です。




クラスメソッド:   new   new   new   yk_find_objects   yk_find_objects_frame   yk_look   yk_look_frame
インスタンスメソッド:   yk_append_text   yk_select_all   yk_selected_text   yk_set_caret_position   yk_set_editable   yk_set_line_wrap   yk_set_tab_size   yk_set_text   yk_set_wrap_style_word   yk_text
その他の項目: なし


 Object (Ruby 組み込みのクラス。すべてのオブジェクトのスーパークラス)
   ┃
   ┗ YKLookSwingBase (YKLook のすべてのGUIオブジェクトの共通クラス)
      ┃
      ┗ YKLookCompoent (YKLook のGUI表示部品の共通クラス)
         ┃
         ┗ YKLookTextArea (このクラス)


呼び出し形式[1]
new()

インスタンスを生成します。
生成した後は、表示する前に YKLookCompoent#yk_set_preferred_size() 等(このクラスのスーパークラスから継承しているメソッド)で表示領域のサイズを指定してください。




呼び出し形式[2]
new( row , column )

インスタンスを生成します。
引数の row は整数で、表示行数を指定します。
引数の column は整数で、1行あたりの表示文字数を指定します。

ここで指定するのは、コンピュータ画面上に占める表示領域の大きさであって、入力可能な文字列の最大数を制限するものではありません。
表示領域を超えて文字列を入力・表示したときは、自動的にスクロールします。




呼び出し形式[3]
new( row , column , text )

インスタンスを生成します。
引数の text は文字列で、初期値を指定します。

インスタンスを生成した後で、 yk_set_text() にて初期値を指定することもできます。




yk_find_objects()  
yk_find_objects( tagname )
yk_find_objects( tagname , tagno )

YKLookSwingBase.yk_find_objects の説明をご覧ください。




yk_find_objects_frame( frame )  
yk_find_objects_frame( frame , tagname )
yk_find_objects_frame( frame , tagname , tagno )

YKLookSwingBase.yk_find_objects_frame の説明をご覧ください。




yk_look( tagname )  
yk_look( tagname , tagno )

YKLookSwingBase.yk_look の説明をご覧ください。




yk_look_frame( frame , tagname )  
yk_look_frame( frame , tagname , tagno )

YKLookSwingBase.yk_look_frame の説明をご覧ください。



yk_append_text( text )  

引数で指定された文字列を、テキスト領域内の文字列の末尾に追加します。

このメソッドを呼び出した時点では、表示中のコンピュータ画面の状態は変わりません。
メインループに戻った時に画面の表示を更新しています。




yk_select_all()  

テキスト領域上の文字列を、すべて選択中にします。

このメソッドを呼び出した時点では、表示中のコンピュータ画面の状態は変わりません。
メインループに戻った時に画面の表示を更新しています。




yk_selected_text()  
yk_selected_text( flag )

テキスト領域内の各種文字列を返します。
返す文字列は、引数の flag によって以下のようになります。
指定 意味
0 現在のテキストカーソル位置よりも前の部分の文字列。
1 現在選択中の文字列。
2 現在のテキストカーソル位置よりも後の部分の文字列。
引数を省略すると、 1 を指定したときと同じです。

このメソッドは、実際に表示しているコンピュータ画面上の状態を返します。
一度も画面を表示していないときは、有効な値を返しません。




yk_set_caret_position( pos )  

テキスト領域上のテキストカーソルを、引数で指定された位置にします。
YKLook の現在のバージョンでは、以下の整数のみ受け付けます。
指定 意味
0 テキストの先頭へ。
-1 テキストの末尾へ。

このメソッドを呼び出した時点では、表示中のコンピュータ画面の状態は変わりません。
メインループに戻った時に画面の表示を更新しています。




yk_set_editable( bool )  

アプリの利用者に対しての編集可否を指定します。
引数が true のとき、編集できます。
引数が false のとき、編集できません。
デフォルトは true です。




yk_set_line_wrap( bool )  

テキスト領域内の文字列の各行が表示幅をこえるときに、自動的に折り返すかどうかを指定します。
引数が true のとき、自動的に折り返します。
引数が false のとき、自動的には折り返しません。
デフォルトは true です。
※折り返すときの挙動は、 yk_set_wrap_style_word() で指定します。




yk_set_tab_size( size )  

タブ文字(文字コードは 9 )の移動桁数を指定します。
デフォルトは 8 です。




yk_set_text( text )  

文字列を指定します。

このメソッドを呼び出した時点では、表示中のコンピュータ画面の状態は変わりません。
メインループに戻った時に画面の表示を更新しています。




yk_set_wrap_style_word( bool )  

自動的に折り返すときの単位を指定します。
引数が true のとき、空白で区切られた単語単位で折り返します。
引数が false のとき、文字単位で折り返します。
デフォルトは false です。
※自動的に折り返すかどうかは、 yk_set_line_wrap() で指定します。




yk_text()  

テキスト領域内の文字列を返します。
このメソッドは、実際に表示しているコンピュータ画面上の状態を返します。
一度も画面を表示していないときは、有効な値を返しません。



なし



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