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「ファイル」メニューの「最近使った書類」についてです。
以下の順に説明します。

  1.YKEditによる実装と Mac OS による実装
  2.最近使った書類メニューの切り替え
  3.設定例


 1.YKEditによる実装と Mac OS による実装
  YKEditの「最近使った書類」機能は、Mac OSが標準で提供している同様の
  機能に一切依存していません。そのぶん自由に機能を追加できます。
  しかし利用者によっては、Mac OS標準機能のほうを使いたい方が
  いらっしゃるかもしれません。

  後述する方法により、YKEdit自身が実装しているメニューと、Mac OS自身が
  実装しているメニューを切り替えたり両方を同時に使うこともできます。
  YKEdit内部では、常に両方の記録情報を更新しているため、
  表示していなくても常に最新の状態を保っています。

 2.最近使った書類メニューの切り替え
  設定レコード名:app main
  設定項目名  :recentMenuStyle
  設定初期値  :custom
  設定候補値  :custom macDefault both のいずれか

  具体的な記述書式は後述の設定例をご覧ください。
  設定候補値の意味は、左から順に
    ・YKEditによる実装
    ・Mac OS による実装
    ・両方
  となります。
  Mac OS標準メニューを使うとき、そのメニュー名称は「Open Recent」と表示します。

  前回紹介したメニュー表示数の設定は、YKEditによる実装メニューにのみ影響します。
  Mac OS標準メニューにはまったく影響しません。

 3.設定例
  設定ファイルの詳細は、YKEditのヘルプ文書をご覧ください。
  とりあえず以下のように設定すればOKです。
  利用者の Mac のホームフォルダ直下に YKEditEnvFolderというフォルダを作成し、
  その中に Factory.ykede というファイル名で以下のようなテキストファイルを
  作成してください。
  
app main
{
    recentMenuStyle  both
}
  YKEditを終了して再起動すると、上記設定が反映されています。






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