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タブ切り替え表示


タブ切り替え表示は、複数のGUI部品(主にパネル)を内部に持ち、それぞれをタブで切り替えて表示・操作するためのGUIオブジェクトです。
詳細については クラス解説 YKLookTabPane をご覧ください。


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タブ切り替え表示のプログラム例です。

require '/opt/yklook/swing'
require '/opt/yklook/swingtabpane'
def yki_make_display()
    pf1 = YKLookPanelFlow.new()
    pf2 = YKLookPanelFlow.new()
    tab = YKLookTabPane.new()
    pan = YKLookPanelFlow.new()
    tab.yk_add( pf1, 'タブ1' )
    tab.yk_add( pf2, 'タブ2' )
    pan.yk_add( tab )
    yk_add( pan )
end

この例では、ふたつのパネルをそれぞれ別のタブに入れています。
実際のプログラムでは、それぞれのパネル内にボタンやチェックボックス等その他のGUI部品を配置することになります。

上の例に、テキストフィールドを追加したものが以下の例です。

require '/opt/yklook/swing'
require '/opt/yklook/swingtabpane'
def yki_make_display()
    tf1 = YKLookTextField.new( 20 )   # 追加
    tf2 = YKLookTextField.new( 20 )   # 追加
    pf1 = YKLookPanelFlow.new()
    pf2 = YKLookPanelFlow.new()
    tab = YKLookTabPane.new()
    pan = YKLookPanelFlow.new()
    pf1.yk_add( tf1 )                 # 追加
    pf2.yk_add( tf2 )                 # 追加
    tab.yk_add( pf1, 'タブ1' )
    tab.yk_add( pf2, 'タブ2' )
    pan.yk_add( tab )
    yk_add( pan )
end

タブの位置は、上下左右のいずれかの側を指定できます。
タブに画像(アイコン)やツールチップを指定できます。


この例のように、外側のパネル pan に直接追加するものがタブ切り替え表示だけなら、このパネル pan 自体を省略できる場合もあります。
その場合は以下のようになります。

require '/opt/yklook/swing'
require '/opt/yklook/swingtabpane'
def yki_make_display()
    pf1 = YKLookPanelFlow.new()
    pf2 = YKLookPanelFlow.new()
    tab = YKLookTabPane.new()
    tab.yk_add( pf1, 'タブ1' )
    tab.yk_add( pf2, 'タブ2' )
    yk_add( tab )
end

この例ではウインドウに直接追加しています。
ウインドウ自体は YKLookPanelQuint パネルを兼ねています。
一方、最初の例ではタブ切り替え表示を YKLookPanelFlow パネルに追加しています。
追加しているパネルの種類が違うので、表示結果が多少変わるかもしれません。


注意: このクラスを使うときは、上の例にもあるように swing に加えて swingtabpane も必ずロードしてください。




   
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