インスタンスを生成します。
引数の
axis は、このパネルにGUI部品を並べる方向を指定します。
以下の文字列のいずれかで指定してください。
指定 |
意味 |
'x' 'horizontal' |
横(水平)方向 |
'y' 'vertical' |
縦(垂直)方向 |
英字の大文字小文字のどちらでも受け付けます。
また、
YKLook 内部では、英字の先頭1文字だけを見ています。
例 |
bt1 = YKLookButton.new( 'button 1' )
bt2 = YKLookButton.new( 'button 2' )
pan = YKLookPanelBox.new( 'h' )
pan.yk_add( bt1 )
pan.yk_add( bt2 )
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この例では、ふたつのボタンが横に並んで配置されます。
例 |
bt1 = YKLookButton.new( 'button 1' )
bt2 = YKLookButton.new( 'button 2' )
pan = YKLookPanelBox.new( 'v' )
pan.yk_add( bt1 )
pan.yk_add( bt2 )
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この例では、ふたつのボタンが縦に並んで配置されます。
引数で指定されたGUI部品をパネルに追加します。
パネル生成時の指定が横(水平)方向のときは、GUI部品を追加した順番に左から右へ並べて置きます。
パネル生成時の指定が縦(垂直)方向のときは、GUI部品を追加した順番に上から下へ並べて置きます。
このメソッドで追加できるGUI部品は、ラベルやボタンやパネル類も含め、
YKLookComponent
クラスから派生しているすべてのクラスのオブジェクトです。
GUI部品間に隙間を入れるときは、
YKLookBoxFiller
オブジェクトを使ってください。
例 |
bt1 = YKLookButton.new( 'button 1' )
bt2 = YKLookButton.new( 'button 2' )
bt3 = YKLookButton.new( 'button 3' )
pan = YKLookPanelBox.new( 'x' )
pan.yk_add( bt1 )
pan.yk_add( bt2 )
pan.yk_add( bt3 )
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このパネルは、原則としては追加したGUI部品の元のサイズを維持しますが、場合によっては追加したGUI部品のサイズの横幅または高さのどちらか一方を自動的に変更することがあります。
具体的には以下のようになることがあります。
パネル生成時の指定 |
GUI部品の状態 |
横(水平)方向 |
GUI部品は横(水平)方向に並べられる。
このとき、GUI部品のサイズの高さは、このパネル内のGUI部品の中で最も高さが大きいものに揃えられる。
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縦(垂直)方向 |
GUI部品は縦(垂直)方向に並べられる。
このとき、GUI部品のサイズの横幅は、このパネル内のGUI部品の中で最も横幅が大きいものに揃えられる。
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用途によっては、このように自動的に変更されたほうが都合が良い場合もありますが、都合が悪い場合もあります。
これを避けるには、例えば以下のような方法があります。