YKLook説明書＞ＧＵＩオブジェクト利用の手引き＞ボーダー

パネルの周囲に枠線を描画するためのプログラム例です。

require '/opt/yklook/swing'
require '/opt/yklook/swingborder'

bord = YKLookBorder.new( ['etched', 'raised'] )
pan1 = YKLookPanelFlow.new()
pan1.yk_set_border( bord )
pan2 = YKLookPanelFlow.new()
pan2.yk_set_border( ['etched', 'raised'] )

パネル類にボーダーを指定するには、それらパネル類のスーパークラスである YKLookComponent のメソッド yk_set_border() を使います。
このとき、以下のいずれかの方法を使ってください。

pan1 のように YKLookBorder クラスのオブジェクトを指定する。
pan2 のようにボーダーオブジェクト生成時の引数を直接指定する。
これは pan2.yk_set_border( YKLookBorder.new( ['etched', 'raised'] ) ) と同じ。

凸形または凹形、アイコンによる飾りなど様々な種類のボーダーを指定できます。

注意：	ボーダーを使うときは、上の例にもあるように `swing` に加えて `swingborder` も必ずロードしてください。

タイトル文字付きのボーダーを描画するためのプログラム例です。

require '/opt/yklook/swing'
require '/opt/yklook/swingborder'

bord = YKLookBorderTitled.new( ['etched', 'raised'], 'title' )
pan1 = YKLookPanelFlow.new()
pan1.yk_set_border( bord )
pan2 = YKLookPanelFlow.new()
pan2.yk_set_border( ['etched', 'raised'], 'title' )

パネル類にタイトル文字付きのボーダーを指定するには、前項と同様に、それらパネル類のスーパークラスである YKLookComponent のメソッド yk_set_border() を使います。
このとき、以下のいずれかの方法を使ってください。

pan1 のように YKLookBorderTitled クラスのオブジェクトを指定する。
pan2 のようにボーダーオブジェクト生成時の引数とタイトル文字列を直接指定する。
これは pan2.yk_set_border( YKLookBorderTitled.new( ['etched', 'raised'], 'title' ) ) と同じ。
上の例の最初と最後の行の ['etched', 'raised'] の部分を YKLookBorder クラスのオブジェクトで指定することもできます。

タイトル文字列の整列方法・表示位置・フォント・色を指定することもできます。

注意：	ボーダーを使うときは、上の例にもあるように `swing` に加えて `swingborder` も必ずロードしてください。

複合ボーダーを描画するためのプログラム例です。

require '/opt/yklook/swing'
require '/opt/yklook/swingborder'

bo1 = YKLookBorder.new( ['etched', 'raised'] )
bo2 = YKLookBorder.new( ['line', 'black'] )
com = YKLookBorderCompound.new( bo1, bo2 )
pan = YKLookPanelFlow.new()
pan.yk_set_border( com )

YKLookBorderCompound.new() の最初の引数が外側のボーダーになります。
タイトル文字付きのボーダーや、別の複合ボーダーを組み合わせることもできます。

注意：	ボーダーを使うときは、上の例にもあるように `swing` に加えて `swingborder` も必ずロードしてください。