YKLook説明書 GUIオブジェクト利用の手引き 前へ   次へ
   


GUI部品に色を指定する方法の概略を説明します。
詳細については クラス解説 YKLookColor をご覧ください。




表示(色オブジェクトを使う)

色オブジェクトを使うプログラム例です。

col = YKLookColor.new( 'red' )
lab = YKLookLabel.new( 'ラベル' )
lab.yk_set_fore( col )
can = YKLookCanvas.new( 200, 150 )
can.yk_set_color( col )
can.yk_draw_rect( 10, 20, 30, 40 )

この例では、以下のようになります。
色オブジェクトを作るときの YKLookColor.new() の引数により、その色オブジェクトの色を指定します。
引数に指定できるのは以下のものです。


表示(色オブジェクトを使わない)

色オブジェクトを使わないプログラム例です。

lab = YKLookLabel.new( 'ラベル' )
lab.yk_set_fore( 'red' )
can = YKLookCanvas.new( 200, 150 )
can.yk_set_color( 'red' )
can.yk_draw_rect( 10, 20, 30, 40 )

この例では、以下のようになります。
色を引数にとるメソッドは、色オブジェクトを指定する代わりに、色オブジェクトを作るときの YKLookColor.new() の引数を同じように指定することで、その色を指定することができます。


表示(HTML記法)

HTMLをご存じの方は、以下のような指定もできます。
HTML記法による色指定のプログラム例です。

lab = YKLookLabel.new( '<html>ここに<font color="red">☆</font>があります</html>' )

この例では「☆」の部分だけ赤になり、それ以外の部分はデフォルトの黒になります。
このように、ラベルの文字列全体を「<html>」と「</html>」で囲むと、その中をHTML構文で記述できます。
以下のようなタグが使えます。
<b> <i> <u> <font> <center> <br> <ul> <li>
OSによっては見ためが大きく変わるものもあります。
ほかにも使えるタグはあります。
この記法が使えるGUI部品は以下のものです。

YKLookLabel ラベル
YKLookButton ボタン
YKLookToggleButton トグルボタン
YKLookCheckBox チェックボックス
YKLookRadioButton ラジオボタン
YKLookList リスト
YKLookPopupList ポップアップリスト

詳細については Java の Swing に関する資料を(市販の書籍・文献・ネット検索等で)ご覧ください。




   
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