サウンドファイルを使うプログラム例です。
指定されたサウンドを一回だけ再生する例です。
require '/opt/yklook/swing'
require '/opt/yklook/swingsound'
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sou = YKLookSound.yk_from_file( 'xxxx.aiff' )
sou.yk_play()
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サウンドファイルの名前を相対パスまたは絶対パスで指定してください。
この例の場合は、このプログラムのソースファイルと同じディレクトリにあるAIFF形式のファイル
xxxx.aiff
を指定しています。
YKLook のサウンドにはOS自動検索機能があります。
指定されたファイルと同じディレクトリに、ファイル拡張子が異なるものがあれば、実行中のOSに合わせて最適なサウンドファイルを自動的に取得します。
上の例で説明すると、実際に引数で指定されたファイル
xxxx.aiff
だけでなく
下記ファイルがあるかどうかも調べます。
これらのファイルのうち、現在のOSで利用可能なファイルを
自動的に調べて、利用できるものをサウンドデータとして使います。
現在 YKLook が自動検索するファイル拡張子は以下のものです。
拡張子 |
対応するOS |
aif aiff |
主に Mac OS X |
au |
主に Sun/Solaris 等の UNIX系。 携帯電話(KDDI)とは関係ありません。 |
wav |
主に MS-Windows |
ブラウザ経由でWebアプリとして起動しているときは、そのブラウザが稼働しているOSで利用可能なものを自動的に探します。
そのため、プログラム製作者は、事前に上記3形式のサウンドファイルをサーバに用意しておくだけでいいので、OSごとの面倒な処理は必要ありません。
あとは YKLook がブラウザの環境に合わせて自動的にサウンドファイルを選択して適切に処理します。
MIDI形式のサウンドファイルの拡張子は
.midi または
.mid
のどちらかにしてください。
英字部分の大文字小文字はどちらでもいいです。
注意: |
サウンドを使うときは、上の例にもあるように swing
に加えて swingsound も必ずロードしてください。
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注意: |
この項目の機能は、OSや環境によっては動作しません。
そのため、必要なサウンドはローカルなコンピュータ内にファイルを置いておき、それを前項の方法で利用するようにしてください。
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サウンドファイルの場所をURLで指定するプログラム例です。
指定されたサウンドを一回だけ再生する例です。
require '/opt/yklook/swing'
require '/opt/yklook/swingsound'
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sou = YKLookSound.yk_from_url( 'http://www.aaaa.jp/snd/xxxx.aiff' )
sou.yk_play()
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このメソッドも、
yk_from_file()
と同様の自動検索機能を備えています。
サウンドァイルの場所を、
http から始まる絶対URLで指定してください。
お使いのネットワーク環境によっては、URLでの指定ができないことがあります。
具体的には、プロキシ等が設定されている場合などです。
このプログラムをブラウザ経由でWebアプリとして使っているときは、サーバ側ではなくブラウザ側の
ネットワーク環境の影響を受けます。
注意: |
サウンドを使うときは、上の例にもあるように swing
に加えて swingsound も必ずロードしてください。
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