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テキストエリア


テキストエリアは、文字列を入力・表示・操作するGUIオブジェクトです。
複数行の入力・表示・操作ができます。
詳細については クラス解説 YKLookTextArea をご覧ください。




表示

テキストエリアを表示するプログラム例です。

def yki_make_display()
    ta  = YKLookTextArea.new( 12, 20 )
    pan = YKLookPanelFlow.new()
    pan.yk_add( ta )
    yk_add( pan )
end

この例では、縦に 12 行分、横に 20 文字分の表示領域を指定しています。
テキストエリアに文字列を指定することもできます。
文字列が表示領域を超えるときは、自動的にスクロールバーが表れます。

編集の可否・折り返しの制御方法なども指定することができます。
このクラスのスーパークラスである YKLookComponent のメソッドを使って、フォント・色・有効か無効か・ツールチップ等の属性を指定することもできます。


文字列の取得

テキストエリアの文字列を取り出すプログラム例です。
「文字列取得」ボタンを押すと、テキストエリアの文字列を調べます。
メソッド yk_text() を使います。

def yki_make_display()
    ta  = YKLookTextArea.new( 12, 20 )
    btn = YKLookButton.new( '文字列取得' )
    pan = YKLookPanelFlow.new()
    pan.yk_add( ta  )
    pan.yk_add( btn )
    yk_add( pan )
    ta.yk_set_tag( 'text' )
    btn.yk_set_listener( 'fn_callback' )
end
def fn_callback( prm_event )
    ta  = yk_look( 'text' )
    obj = ta.yk_text()
    msg = '文字列:' + obj.to_s()
    yk_show_dialog_message( nil, msg )
end

上の例は、テキストエリアを参照するのにタグ名を使った例です。
下の例は、インスタンス変数を使った例です。

def yki_make_display()
    @ta = YKLookTextArea.new( 12, 20 )
    btn = YKLookButton.new( '文字列取得' )
    pan = YKLookPanelFlow.new()
    pan.yk_add( @ta )
    pan.yk_add( btn )
    yk_add( pan )
    yk_var( '@ta' )
    btn.yk_set_listener( 'fn_callback' )
end
def fn_callback( prm_event )
    obj = @ta.yk_text()
    msg = '文字列:' + obj.to_s()
    yk_show_dialog_message( nil, msg )
end

メソッド yk_selected_text() を使って、選択状態の文字列を取得することもできます。




   
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